2024年7月28日 外部講師をお招きしてOKAOキントレインストラクター第13回目勉強会を開催しました。リアル参加者はZoom組も含め15名、録画受講は6名。講師は、医療国家資格(救急救命士)を持ち、国際水準の基礎教育を修めたカイロプラクティック理学士の木瀧洋文氏。今回2回目のご登壇です。前回は栄養学についてご指導いただきました。

国際水準の確かな技術で、ニーズに合わせたオーダーメイドのカイロプラクティックの他、マンツーマンでオーダーメイドのトレーニングメニューの指導をされており、予約が取れない先生で有名です。

今回のテーマは【表情筋のための身体操作】
〇筋膜って全身モジモジ君タイツ
〇筋肉、皮膚、皮下組織などの構造や動き
〇背骨の安定が伝達効率を上げる 良い姿勢の見つけ方
〇呼吸で表情筋の使い方が変わる
等々、私が日頃大切に伝えている「上下前後テントを張るような表情筋の使い方を意識する」「筋肉の流れと付着点に注目する」「姿勢の見直しを毎度する」「呼吸に意識を向け、表情筋の使い方を変える」といった内容と重なる部分が多かった今回の勉強会。木瀧先生から解剖学に則った詳細な解説と実践ワークの指導を受け、インストラクターは最後まで目をキラキラとさせ自分の技術向上のため意欲的に学んでいました。
OKAOキントレのインストラクターはこのようにして日々研鑽し、知識と技術に磨きをかけています。

上のテーマから、呼吸について。

呼吸って当たり前にしているので、自分がヘタクソな呼吸をしていることに気付いていない方がほとんど。
胸式呼吸、腹式呼吸の実践をしてみると、胸式呼吸が苦手な方と腹式呼吸が苦手な方に分かれます。
どちらが良いわけではなくて、どちらも大切なのです。
現代人はパソコンやスマホで姿勢が悪くなりがちですし、運動不足の方も多いので必然的に浅い呼吸をしている方が圧倒的。でも、浅い呼吸=胸式呼吸ではありません。
胸式呼吸、腹式呼吸ともに、大きく深い呼吸を取り、内臓を刺激する事は大切です。大きく深く息を吸うことは心臓に戻る血液量を増やすため、浮腫み軽減の効果的なエクササイズとなりますし、酸素をたくさん取り込むので筋肉のパフォーマンスを向上させます。

私は表情筋のトレーニングをきっかけに身体に目を向けるようになりました。身体を鍛えたからといって、直接的に顔のたるみが軽減するわけではありませんが、表情筋トレーニングの効果を更に上げようと思った時には呼吸を含め身体の使い方を見直す事は必須です。特に顔の左右バランスを整えたい方は、身体の使い方を意識的に見直してみると良いですね。